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WE ARE REDS!Jリーグ開幕直前!浦和レッズ移籍まとめ2016

さてさて、今年もJリーグが開幕します!

今年も地元埼玉のクラブ、浦和レッズを中心にチェックしていこうと思います。

1stステージ制覇

ちなみに昨年と一昨年の記事はコチラからどうぞ!

【サッカー】Jリーグ開幕したけど…今シーズンの浦和レッズはどうなるの?

【Jリーグ】昨季の結果、今オフの移籍をまとめてみたよ【浦和レッズ】

2015シーズン結果

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「あと一歩」が届かない。負のサイクルに終止符を。

昨季のレッズは1stステージを無敗で優勝するも、チャンピオンシップ準決勝、そして天皇杯決勝でガンバ大阪に敗れ、あと一歩のところでタイトルを獲得できず、9年連続の無冠が決定しました。

ここぞという重要な一戦で負け続ける負のサイクルに陥るクラブに、しびれを切らしつつあるサポーターからの信頼を得るためにも、今シーズンはより強い意気込みでタイトルを目指すシーズンとなります。

2016シーズン 新加入・退団選手

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国内トップクラスの守備陣が完成。

期限付き移籍からの復帰と下部組織からの昇格を含めて11人もの選手が加入した昨年オフとは異なり、今季の新加入は遠藤航、イリッチ、駒井善成、福島春樹、伊藤涼太郎の5人のみ。

また、クラブ史上最長の就任5年目となるペトロヴィッチ監督が"広島"の肩書きを持つ選手を獲得しなかった初めてのシーズンとなる、ピンポイントな補強となりました。

最大の目玉は、2年越しでの獲得が叶った日本代表の遠藤航選手の加入でしょう。

遠藤航

遠藤航は、神奈川県横浜市戸塚区出身のプロサッカー選手。Jリーグ浦和レッドダイヤモンズ所属。日本代表。ポジションはディフェンダーミッドフィールダー
遠藤航 - Wikipedia

守備的なポジションはもちろん、前所属の湘南時代にはシャドーも務めるなど、複数のポジションをこなすことのできるポリバレントな選手。

各年代別代表でも主力として戦い続け、U-23日本代表では主将としてチームを牽引し、昨年にはA代表にも招集されました。


2006年のJリーグ優勝や翌年のACL制覇など黄金期を支え、惜しまれつつも現役引退した鈴木啓太選手の後継者として、そして将来の浦和の中心選手として期待大の選手です。

ブランコ・イリッチ選手は近年のJリーグにおいて目覚ましい活躍をみせているスロベニア代表の選手です。

ブランコ・イリッチ

ブランコ・イリッチ(Branko Ilič、1983年2月6日 - )は、スロベニアリュブリャナ出身のサッカー選手。Jリーグ浦和レッドダイヤモンズ所属。スロベニア代表。ポジションはディフェンダー
ブランコ・イリッチ - Wikipedia

スロベニア代表の選手ってそんなに活躍してたっけ?と思う人も、ドイツ・ブンデスリーガ1.FCケルンなどで活躍し、Jリーグでも大宮、清水、名古屋と渡り歩いたミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ選手、そのノヴァコヴィッチと大宮でコンビを組みJ1残留に貢献し、現在はレッズに所属しているズラタン・リュビヤンキッチ選手の名前は記憶に新しいと思います。

ズラタンとノヴァコヴィッチ

ズラタン選手と同じ1983年生まれ(32歳)で、出身も首都リュブリャナであるイリッチ選手は現在もスロベニア代表として第一線で活躍し、188cmの長身に高い身体能力を備える経験豊富なディフェンダーです。

スペイン・リーガエスパニョーラベティス時代にサイドバックとしてプレーしていた経験があり、足元のテクニックが目立つタイプの選手ではないですが、ディフェンスラインであればどこでもプレーが可能です。


リーグ優勝はもちろん、3つのカップ戦でもタイトルを狙う以上、単純な選手層だけではなく試合に応じて臨機応変な采配が必要となる場面に備える必要があります。

代表クラス2人の加入により、国内トップクラスの守備陣をつくり上げることができたのではないかと思われます。

個人的に気になるのが岡山県の名門・作陽高校から加入した高卒ルーキー、U-18日本代表の伊藤涼太選手。

伊藤涼太郎

浦和レッズが高卒ルーキーを獲得したのは小島秀仁選手(現・愛媛)以来5年ぶり。

セレッソ大阪U-15出身でスピードに乗ったドリブルと正確なパス、テクニックを併せ持つ期待の選手で、レッズの選手層のなかでどこまで通用するのか注目しています。

優勝以外は意味が無い、勝負のシーズンへ。

ユース出身の若手選手が武者修行で移籍するも、昨シーズンの主力選手がほぼ全員残留したことに加え、量よりも質の伴った今オフの補強で戦力を強化したことにより、今年もタイトル争いをするであろう広島やガンバ大阪にも引けをとらない国内トップクラスの選手層となりました。

特に守備では日本の未来を担う遠藤選手と国際経験豊富なイリッチ選手を獲得したことで、層の薄かった守備陣が充実。

昨シーズン2位の得点力を誇る攻撃陣がACLナビスコなども含めて1年間継続して躍動することができれば、タイトル獲得は間違いないのではないかなと思われます。

ただ、これだけの戦力を揃えても昨シーズンと同様、もしくはそれ以下の結果でシーズンを終えてしまった場合、サポーターからの反発は不可避、そしてペトロヴィッチ監督の立場は危うくなるでしょう・・・。

ミシャ・レッズ体制5年目のシーズンは、誤魔化しのできない勝負のシーズンだといえます。