ハリル監督「7、8試合ほど見たイラクを完全に把握」......え、それマジで言ってるの?
サッカー日本代表(FIFAランク56位)は今日6日、W杯アジア最終予選の第3戦でイラク(同128位)と対戦します。
【ハリル監督に聞く】
――選手のコンディションは
「各自、フィジカルコンディションが違う。何人かは良い状態で何人かは疲れている。まずトップパフォーマンスにはならない。(起用法は)明日(6日)の昼まで考えて最終的な決断をしたい」
――イラクの印象は
「イラク代表のここ最近の7、8試合ほど見た。約80%の選手が(リオデジャネイロ)五輪を経験している若いチーム。彼らがどのようなプレーをしてくるかは完全に把握している」
――ミーティングを短くするなどアプローチを変えた手応えは
「15分のミーティングで全てを伝えることは不可能だ。相手のことも、我々のことも話さないといけない。選手は長いと感じるかもしれないが、監督として続ける。短くするトライはしているが」
これは...フラグかな?
UAEとの初戦で黒星発進となり、現在は勝ち点3(1勝1敗)でB組3位に位置する日本代表。
最近の報道では、引き分け以下でハリルホジッチ監督の解任されるという噂も出てきています。
第2戦のタイ戦に続き、進退を懸けた一戦を前にした公式会見では終始イライラした様子を漂わせていたようですが...
相性の良い相手ではあるけれども...
本来であれば、そこまで慌てるような相手ではないことは確かです。
というのも、相手国のイラクは00年アジア杯以降、つまりドーハの悲劇以降は6連勝中で、ここ5試合は連続完封勝利中でもあります。
イラクはこの最終予選も2連敗と結果が出ておらず、日本同様勝利に飢えている状況。
そのような相手を「ここ最近の7、8試合ほど見た」だけで対応するのは不可能だと思います。
ちなみにイラク代表監督のラジ監督は、ドーハの悲劇の際にピッチに立っていた一人でもあります。
”控えジャパン”の命運を握るのは...
直近では、MF香川真司選手を先発から外し、所属クラブで香川選手よりも出場機会の少ないFW本田圭佑選手を先発で起用するとの報道もありました。
本田選手以外にも、今回招集された海外組のの大半は所属クラブでスタメンを勝ち取っておらず、いわば“控えジャパン”となってしまっているのが現状です。
試合勘の鈍った選手を使い続けるよりも、Jリーグでしのぎを削っている選手を起用したほうがいいのではないかとも思いますが...そこはスポンサーとの兼ね合いもあるのでしょう。きっと...
ハリルホジッチ監督は“控えジャパン”と共に心中することになってしまうのか!?
今夜の試合は負けることのできない大一番となります!
(私はこれからバイトなのでリアルタイムでは見れないのですが...)