トリノ戦、本当にこれで大丈夫?解任まっしぐらのインテル指揮官「現状を打破する方法を知りたい」
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは26日、セリエA第10節でホームにトリノを迎え入れる。
前節のアタランタ戦で敗れたインテルはリーグ戦3連敗。14位まで順位を下げている。そんな中、試合に先立って行われた前日会見に指揮官のフランク・デ・ブールが出席した。
トリノ戦の結果次第でインテルが指揮官の解任に踏み切るのではないと、伊メディアが一斉に報じているが、デ・ブールは意気込みを次のように語った。クラブの公式サイトなどが伝えている。
「この状況を乗り切るためにはハードワークが重要だ。ただ、正直言うと私も現状を打破する方法を知りたいぐらいだよ。ここ数週間は本当にタフだった。このマンネリから脱出するためにも、チーム一丸となって戦う必要があるね。簡単ではないが、クラブも蘇寧グループもこの状況を理解してくれていると思う。我々は変われるはずだ」
「アタランタ戦は1番最悪な出来だった。でも、良くなると信じているよ。私はチームをとても信頼しているからね。高い位置からプレッシャーをかけたり、前線に3選手を配置するなど、トリノは我々とプレイスタイルが似ているチームだ。だから面白い試合になるんじゃないかな」 ▼トリノ戦、本当にこれで大丈夫? 解任まっしぐらのインテル指揮官「現状を打破する方法を知りたい」 (theWORLD(ザ・ワールド)) - Yahoo!ニュース
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イタリアサッカーは、すぐに結果を出さなければ「敗者」になる。
8月の就任以来、幾度となく噂となっていたフランク・デ・ブール監督の解任報道ですが、結果が出ていない現状を鑑みても、今回は本当に危うい立場なのではないかと思います。
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イタリアサッカーには、長期におけるチームづくりをする余裕が監督に与えられないという特徴があります。
他リーグのように、試合に負けても内容が良ければ観客から拍手が送られる…ということは滅多になく、失態はメディアの格好の的となってしまいます。
というのも、すぐに白か黒かをつけたがる国民性が影響していると思われるのですが…
開始時間の3:45まで刻一刻と迫っています。
はたして、インテルはトリノ戦で5試合ぶりの白星を勝ち取ることができるのか、そしてデ・ブール監督は解任を回避することができるのでしょうか。