FORZA INTER!15-16シーズン インテル夏移籍まとめ!
9月1日。
毎日のように噂が飛び交った夏のメルカート(移籍市場)が終了しました。
前回同様、入団選手をまとめてみたいと思います。
▼前回の記事
FW
アデム・リャイッチ(←ローマ)
アデム・リャイッチ(セルビア語: Адем Љајић、英語: Adem Ljajić、1991年9月29日 - )は、ユーゴスラビア(現・セルビア)出身のサッカー選手。
ポジションはFW、MF。
現在23歳のリャイッチは2013年夏にフィオレンティーナからローマへ加入すると、セリエA2シーズンで合計60試合に出場。
フィオレンティーナ時代と合わせると138試合に出場し、29得点を記録している。
詳しい契約内容は公表されていないが、大手メディア『スカイスポーツ』はレンタル料200万ユーロ(約2億7000万円)で買取オプションは900万ユーロ(約12億円)と報じている。
若くてセリエAでの経験もあり、買取オプション付きでこの額ならかなりお得な感じがしますね。
▼イヴァン・ペリシッチ
(←ヴォルフスブルク)
イヴァン・ペリシッチ(Ivan Perišić, 1989年2月2日 - )は、クロアチア・スプリト出身のサッカー選手。
インテル・ミラノ所属。
ポジションはMF、FW。
現在26歳のペリシッチは、2013年冬にドルトムントからヴォルフスブルクに加入。
昨シーズンのブンデスリーガでは24試合に出場し、5ゴールをマークしていた。
契約期間は2020年6月までの5年間となっている。
また、伊紙『フットボール・イタリア』によれば、移籍金は1900万ユーロ(約25億8000万円)となるようだ。
正直1900万ユーロも価値があるのか微妙な選手。
ペリシッチにこれだけ出すなら似たようなタイプのシャキリ残しておけば良かったのに・・・。
▼ジョナタン・ビアビアニー
(フリー)
ジョナタン・ビアビアニー(Jonathan Ludovic Biabiany, 1988年4月28日 - )は、フランス・パリ出身のサッカー選手。
グアドループにルーツを持つ。
主にウイングとしてプレーする。
インテルの下部組織出身の選手。
昨年夏、パルマからミランへの移籍が内定したが、DFクリスティアン・ザッカルドがパルマ移籍を望まなかったこともあって破談。
その後、心臓の不整脈が発覚して離脱し、シーズン中に破産が決まったパルマとの契約を解消してフリーとなった。
病気から回復したビアビアニーは古巣インテルでトレーニングに参加し、10日に正式に4年契約を結んだ。
病から復活した快速ウインガー。
圧倒的なスピードを武器にした選手なのでスタメンというよりは局面打開のオプションとしての獲得だと思います。
後半終了間際とかに投入されたら相手にとって嫌な存在になりそう。
▼ステファン・ヨベティッチ
(←マンチェスター・シティ)
ステヴァン・ヨヴェティッチ(セルビア語: Cтeвaн Joвeтић、英語: Stevan Jovetić, 1989年11月2日 - )は、モンテネグロ・ポドゴリツァ出身のモンテネグロ代表、インテル・ミラノ所属のサッカー選手。
ポジションはフォワード。
契約は2019年6月まで。
報道によると、移籍形態は一年半の買取義務付きローンとなり、ローン料が300万ユーロ(約4億円)で買取義務条項は1200万ユーロ(約16億円)とボーナスとなっているようだ。
既に開幕2試合3ゴールと活躍しているヨベティッチ。
かなり格安なんだけどそれ以上にケガが心配な選手。
活躍したら怪我で戦列離脱、復帰したら数試合でまた離脱・・・なんてことにならないように祈りたいです。
【MF】
▼ジョフレイ・コンドグビア
(←モナコ)
ジョフレイ・コンドグビア(Geoffrey Kondogbia, 1993年2月15日 - )は、フランス・ヌムール出身のサッカー選手。
ポジションはミッドフィールダー。
複数のビッグクラブが関心を寄せていたコンドグビア。
年俸400万ユーロの5年契約で合意した様子。
また、インテルはモナコに3500万ユーロ以上の移籍金を支払うもよう。
『ガゼッタ』は3500万ユーロにボーナスが300万ユーロと報じている。
『スポーツ・メディアセット』は3600万ユーロと報じた。
この移籍金は、エリック・トヒル会長が就任してからインテルで最も高額な移籍金となる。
また、インテル史上でもクリスティアン・ヴィエリ氏に次ぐ歴代2位、あるいはエルナン・クレスポ氏に続く歴代3位の金額だ。
いくら若手の有望株だからって高すぎィ!
金額に見合った活躍を期待しています。
▼フェリペ・メロ
(←ガラタサライ)
フェリペ・メロ・デ・カルヴァーリョ(Felipe Melo de Carvalho, 1983年8月26日 - )は、ブラジル・リオデジャネイロ州出身の同国代表サッカー選手。
ポジションはMF。
30歳のメロはかつてフィオレンティーナ、ユヴェントスといったセリエAのクラブでプレイした守備的MF。
闘争心とパワーを併せ持った選手であり、ロベルト・マンチーニ監督にとってはガラタサライ時代に指導した過去もあり、今夏のトップターゲットと見なされていた。
2年契約で350万ユーロとの報道あり。
メルカート開始当初からターゲットにしていたメロ。
メデルの控え的な使い方なのかな・・・
【DF】
▼アレックス・テレス
(←ガラタサライ)
アレックス・ニコラオ・テレス(Alex Nicolao Telles, 1992年12月15日 - )は、ブラジル・カシアス・ド・スル出身のサッカー選手。
ポジションはDF。
現在22歳のテレスはロベルト・カルロスの後継者と称される左サイドバックで、昨シーズンはリーグ戦22試合に出場し1ゴールを決めている。
1年間のレンタル移籍で、レンタル終了後の買い取りオプションが付く模様。
移籍期限ギリギリでまとまったにしては充分すぎる補強。
サイドバックまた増えるのか・・・長友は控え要員になってしまいそうです。
▼ジェイソン・ムリージョ
(←グラナダ)
2011年トゥーロン国際大会のコロンビア代表メンバー。
スペイン国籍も保有している。
ビルドアップやフィードが上手く、左足でも正確にプレーできる。
機動力にも優れていて、攻撃参加も得意なストッパー。
デポルティーボ・カリの下部組織に所属していた2010年、ウディネーゼに保有権を買われ、その後すぐに資本関係があるグラナダに貸し出された。
その後はスペインでプレーし、カディス、ラスパルマスを経て2013年に復帰。
リーガでもレギュラーでプレーした。
現在23歳のムリージョは2014-2015シーズンのリーガ・エスパニョーラで18試合に出場した。
コロンビア代表の一員として参加したコパ・アメリカ2015のブラジル代表戦では決勝ゴールを挙げている。
800万+ボーナスの5年契約を結んだとのこと。
コパ・アメリカ2015のベストイレブンにもなったコロンビア代表センターバック。
勝負強さを見せてくれることを期待しています。
▼マルティン・モントーヤ
(←バルセロナ)
マルティン・モントヤ・トラルボ(Martín Montoya Torralbo, 1991年4月14日 - )は、スペイン・バルセロナ県ガバ出身のサッカー選手。
スペイン代表。
ポジションはディフェンダー。
現在24歳のモントーヤ。
今夏にダニエル・アウベスの退団が噂されていましたが結局アウベスが契約延長、さらにバルセロナがアレイクス・ビダルを獲得したことで放出されてしまいました。
600万の買取OP付2年間のローンでインテルに加入。
ローン料は200万ユーロでうち半分がボーナス。
600万の買取OPは、一定数の試合出場によって義務化するとのこと。
プレシーズンマッチ見た限りでは、足元の技術はあるけど1対1で競り負けるシーンが多すぎて正直微妙・・・。
今後に期待したいです。
▼ミランダ
(←アトレティコ・マドリード)
ミランダことジョアン・ミランダ・デ・ソウザ・フィリョ(João Miranda de Souza Filho, 1984年9月7日 - )は、ブラジル・パラナ州出身のサッカー選手。
ブラジル代表。
ポジションはディフェンダー。
▼引用 ミランダ - Wikipedia
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、契約内容は、買取りが義務付けられた期限付き移籍での獲得となっているという。
1年間のレンタル料は300万ユーロ(約4億円)で、2016年6月30日には900万ユーロ(約12億2000万円)に加え、200万ユーロ(約2億7000万円)が支払われることになる模様だ。
また、年俸250万ユーロ(約3億4000万円)の3年契約を結んでいる。
30歳ですが経験を生かしてセリエAで活躍してほしい!
以上、合計10名の新加入選手の紹介はこんなかんじですね。
個人的には売りも買いも大盤振る舞いな『改革』のメルカートだったかなと思います。
各ポジション質、量共に充実し、CL(UEFAチャンピオンズリーグ)圏内も充分狙えるメンバーになりました。
特にサイドの選手が揃ったので、今までなかった4-2-3-1や4-3-3の戦術オプションも取り入れていくのではないかと思われます。
ただ、コバチッチ(→レアル・マドリード)やエルナネス(→ユベントス)、シャキリ(→ストーク・シティ)と、昨シーズンの主力選手が退団してしまったのはちょっぴり残念。
あとは応援するだけ!ミラノから遠く離れた日本から応援し続けたいと思います。